【学部】「竜宮探検―表浜のアカウミガメ調査員養成講座」に参加しました(中野聡プロジェクト)

 2013年7月20日、アカウミガメ保護プロジェクトの一環として、豊橋市が主催する「竜宮探検―表浜のアカウミガメ調査員養成講座」に参加しました。

 講座は、昼間と夜間から構成され、前者にはゼミ生全員(石部、佐々木、浅井、白濱、田中、内藤、高瀬)が参加。まず、五並地区市民館を会場に、午後13:00から17:30までアカウミガメの保護活動や生態、表浜の地形、植物について環境保全課の兵頭氏、実態調査員の伴氏とNPO法人東三河自然観察会の天野氏に学びました。学生は、一部で睡魔と闘う者もいましたが、大学とは異なる自然の学びにまんざらでもなさそうでした。青い空と海がどこまでも広がる表浜海岸に赴き、現地講義も受けました。動物に荒らされた産卵巣を見ましたが、4輪駆動車や砂浜の侵食など、アカウミガメの生命を脅かすものは様々です。海岸では、全員が市長名の終了証を頂き、満足した様子でした。

 夜間調査は、駐車場から2グループに分かれて伊良湖方向と浜松方向に歩きました。アカウミガメの上陸を見つけ次第、一方のグループが合流する算段でしたが、浜松グループは10分と歩かないうちに産卵場所を探すアカウミガメを発見。われわれが早足で到着すると、大きなメスガメは、波打ち際から20メートルほど歩き、コンクリートのブロックにあたって方向転換するところでした。講義では見つからない可能性も伺っていたため、このあっけない遭遇に驚き、感動しました。調査員による身体測定の後(比較的小ぶりでしたが、それでも推定体重は100kgという)、ウミガメは興味しんしんで取り囲むわれわれを避けるようにゆっくりと歩き、大きな黒い体を波の合間に静かに消しました。大洋は、夏の月光に輝いていました。

 

【プロジェクト紹介】