【短期大学部】キャリアプランニング科のFD活動で「失敗マンダラ」を議論しました

 平成26年5月17日(土曜日)に、三重大学で東海A(教育力)チームの今年度 第1回 連携FD ワークショップが開かれ、キャリアプランニング科からは2名の教員が参加しました。そこで得られた知見を共有するために、5月21日(水曜日)の科会で「失敗マンダラ」について勉強会を持ちました。

 東海A(教育力)チームでは、アクティブラーニングの図式化(知識化)に畑村洋太郎氏が提唱されている「失敗学」の考え方を活かそうとしています。中部圏の連携大学におけるアクティブラーニングの失敗事例をもとに、失敗学の「失敗マンダラ」に取り組み始めていますが、常に「何をもって、アクティブラーニングの失敗とするのか」という根本的な問いを何度も考えさせれることになります。

 PBL(プロジェクト活動)でアクティブラーニングさせる場合、教員は、「課題解決が目的なのか」、「学生の成長が目的なのか」という問題に直面させられることがあります。学生達のアクティブラーニングのプロセスへの介入の匙加減...過剰介入を避けて見守り、かといって介入不足にならないためにはどのタイミングで、どの程度アドバイスを与え手助けするのが妥協点なのか、迷うことになります。

 キャリアプランニング科では、アクティブラーニングがうまく機能しない理由を、原因-行動-結果の面から分析する「失敗マンダラ」の勉強を始めました。連携校である名古屋商科大学の亀倉正彦教授が議論のたたき台となる「失敗マンダラ」を試しに作ってくださいました。「失敗マンダラ」で知識化をはかるのは、学生達に失敗させないためではありません。

 キャリアプランニング科では、学生が失敗から学ぶものは大きいと考えており、あえて、最初から失敗を避けさせようとは考えていません。「失敗」からどうリカバーしたらよいのか、「失敗」を「失敗」で終わらせないために、失敗から大きく学び取らせるために、教員はどういったファシリテーションスキルを使ったらよいのか、そんな方向へ議論を進めています。