【学部】就業体験講座――本田技研工業

  経営学部では、できる限り早い時期から将来の職業生活について考えてもらうことを目的のひとつに、就業体験講座(必修科目!)を実施しています。講座の最初の小さなアドベンチャーは、8月7日の本田技研工業浜松製作所(トランスミッション製造部に改称)訪問でした。経営学部1年生を中心とする31名は、午前中に訪問先企業の経営理念や工場の概要、産業空洞化、わが国の企業文化の変化などを学び、「予習ノート」を作成。準備周到。

 しかし、現地で総務課の女性が1時間もかけて説明して下さった鋳造から加工、組み立て、検査、出荷に至る工程は、参加者にとって別世界と映ったかも知れません。実際には、大学で学ぶ事柄の大半が、現実世界のここそこから抽出された知的エッセンスであることを理解することも大切なのですが。総務課リーダーの山本氏のご説明によると、周到に準備された見学コースは永石氏らの若い女性担当者自らが考案されたそうです。イヤホン越しに拝聴した丁寧な解説によれば、彼女自身がラインの一角で働いていらしたとのことでした。

 学生の「見学ノート」の記載内容は、私の印象とほとんど変わらないものでした。「丁寧に対応していただき、ありがとうございました。」「丁寧な説明をしてくださり、とても分かりやすく興味深かったです。しゃべりながら階段を登ったり、案内をしてくださり、とてもお疲れのことと思います。本当にありがとうございました。」これらのコメントは、そのまま抜粋する形で永石氏に送付しました。次回は、9月初めに豊橋市役所と市議会を見学する予定です。

(中野 聡)