【短期大学部】鰹節工場の見学を行いました(木下プロジェクト)

 木下プロジェクトでは、身近な食材を使った保存食作りなどの体験をとおし、和食について改めて考え、その価値や新しい魅力を見つけ出しながら、和食文化を継承する取組をすすめています。
 そこで7月31日に、和食の基本ともいわれる『だし』に着目し、削り節製造工程の見学を行いました。

 (株)中野新松商店牛川工場様は本学のすぐ近くにあり、いつも鰹節の良い香りがしています。その香りから、通学途中の学生達は工場の存在は知っていても中の様子は全く知りませんでした。工場長の見郷雅洋(けんきょうまさひろ)様に削り節の製造工程や削り節に用いる魚の種類、保管上の注意事項などを詳しく説明していただき、日本の出し素材に対する知見を深めました。

 鰹節は食用カビの有無で旨みやだしの透明度に違いがあるとの説明をうけ、早速削り節の試食をさせて頂きました。学生からは「以前授業で試食した鰹節より、今日の鰹節の方が削り立てなので風味もよく、噛み締めると後からうま味が出てくる」との感想が聞かれました。

 後日、椎茸や昆布とともに(今回の見学の際にお土産にいただいた)鰹の厚削り節をたっぷり用いてめんつゆを作り、とろろそばの漬け汁としました。市販のもの(めんつゆ)と比較をすると手作りのものは、風味・コクを感じると同時にホッとする味でもありました。

 最近、鰹出しは現代人が抱える肉体的な疲労と精神的な疲労の両方を改善する効果があることが注目されています。古来、日本人が大切にしてきた出しの価値を学生達が再認識する良い機会となりました。

 最後に、貴重な経験の場を提供してくださった見郷様をはじめ、中野新松商店牛川工場の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

 

【プロジェクト紹介】